こんにちは。
大阪・中津にある「加圧トレーニング&丹田、波動整体スタジオ Hearts227」代表の戸村能久です。
2026年、あけましておめでとうございます。
大阪の街も新しい年の活気に包まれていますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
実は今年、科学の世界ではとてつもなく大きな記念すべき年なんです。それは「量子力学誕生100年」。
「えっ、戸村さん、いきなり物理の話?」
「量子力学って、あの難しそうな数式のやつ?」
そう思って、ブラウザの「戻る」ボタンを押そうとしたあなた。ちょっとだけ待ってください。正直に言うと、私も物理学者ではありませんし、難しい数式を見ると頭がクラクラします。
でも、日々ここ中津のスタジオでクライアントさんの体に触れ、加圧トレーニングや丹田、そして波動整体の施術をしていると、どうしても「科学だけでは説明がつかないこと」に出会う瞬間があるんです。そして、その不思議な体験の答え合わせをしてくれるのが、実はこの「量子力学」と、私たちが大切にしている「東洋思想」の重なり合う場所にあるような気がしてなりません。
今日は、少し長いお話になります。
温かい飲み物でも用意して、ゆっくりと聞いていただければ嬉しいです。最先端の科学と、古来からの仏教や丹田の知恵が交差する、ワクワクするような冒険の旅へ出かけましょう。

私たちの体は「小さな宇宙」かもしれない。「無量」という可能性
みなさんは、自分の体のことをどう思っていますか?
「最近お腹が出てきたな」とか「肩こりがひどいな」とか、物理的な「肉の塊」として見ていることが多いかもしれません。
でも、量子力学の視点で見ると、私たちの体はもっと流動的で、幻想的ですらあるんです。
すべての物質を細かく分解していくと、分子になり、原子になり、最後は「素粒子」になります。この素粒子の世界では、物質は確固たる「粒」ではなく、ゆらゆらと揺れる「波」としての性質を持っているといわれています。
つまり、あなたという存在は、固定された個体であると同時に、空間に広がる「エネルギーの波」でもあるということ。
これって、Hearts227で私が提供している「波動整体」や「レイキ(霊気)」の話と、根っこは同じなんじゃないかと思うんです。
「無量」という名の無限の計算空間
大阪大学の藤井啓祐先生という素晴らしい研究者が書かれた『教養としての量子コンピュータ』という本があります。この本の中で、藤井先生は量子力学の世界観を、仏教用語である「無量(むりょう)」という言葉で表現されています。
「無量」とは、計り知れないほどの広がり。
従来のコンピュータ(古典コンピュータ)は「0」か「1」のどちらかの状態しか持てません。これは「善か悪か」「成功か失敗か」という、私たちが陥りがちな二元論的な世界に似ています。
でも、量子コンピュータの情報の単位である「量子ビット」は、「0」と「1」の状態が重なり合って存在しています。これがもし50個集まると、その状態の数は1000兆通りを超え、300個になれば全宇宙の粒子の数をも凌駕するといいます。
想像してみてください。
ここ大阪・中津のスタジオで、ふと窓の外を眺めたとき。梅田のビル群の明かりが遠くに見え、都会の喧騒がすぐそこにあるはずなのに、スタジオの中だけは不思議な静寂に包まれている。
その静けさの中で、私はふと感じるんです。「ああ、この都会の空気に電波が飛び交っているように、私たちの体の中にも無限の可能性が重なり合って漂っているんだな」って。
私たちの体の中に眠る細胞の一つひとつ、DNAの螺旋、そして意識の深層。そこには、普段の私たちのちっぽけな物差しでは測りきれない「無量」のパワーが渦巻いている。
加圧トレーニングで極限まで追い込み、成長ホルモンが全身を巡るとき。あるいは、波動整体でエネルギーの流れを整え、深いリラックス状態に入るとき。私たちは、この「無量」の領域にアクセスしているのかもしれません。
あなたの体は、ただの容れ物ではありません。宇宙と同じくらいの広がりと可能性を秘めた、未知なるエネルギーの塊なんです。そう思うと、なんだか自分の体が愛おしくなってきませんか?
「観音」の正体。まなざし一つで現実は変わる
さて、ここからがさらに面白い話です。
みなさんは「観音(かんのん)さま」をご存知ですよね。慈悲深いお顔で私たちを見守ってくれる仏様です。
藤井先生の考察によれば、この「観音」という言葉、実は量子力学における「観測問題」の核心を驚くほど鋭く言い当てているそうなんです。
「音」を「観る」というパラドックス
「観音」という字をよく見てください。「音」を「観る」と書きますよね。
普通、音は「聞く」ものです。なぜ「観る」なのか。
量子力学の世界では、観測される前の電子や光子は「波(音)」として振る舞っています。空間に広がり、実体を持たない「確率の振動」です。それが、誰かが「観測(観る)」という行為をした瞬間に、波がシュッと収縮して「粒子」としての位置が確定する。
つまり、「観音」とは、「波動(可能性)」としてあやふやに揺らいでいる世界を、「観測(まなざし)」によって「現実」へと定着させる働きのことを指しているのかもしれません。
これ、私のトレーニングや施術の現場でも、毎日のように起きている現象なんです。
スタジオで起きる「観測」の奇跡
例えば、あるクライアントさんがトレーニングをしているとします。ただ漫然と動いているときは、筋肉への効き方がいまひとつぼやけていることがあります。
そこで私が、「今、ここの筋肉が動いていますよ。ここを感じてください」と声をかけます。
するとどうでしょう。
クライアントさんの意識(観測)がその筋肉に向けられた瞬間、それまで眠っていた筋肉繊維がパッと目覚め、動きが劇的に変わるんです。
波動整体でも同じです。「ここが滞っていますね」と私が手を当て、クライアントさんもそこに意識を向けた瞬間、フワッと体が温かくなり、固まっていた場所が緩み始める。
まるで、今までぼんやりしていた「可能性の波」が、カチッと「健康な現実」に結晶化したような感覚。
「先生、急に楽になりました! 何したんですか?」
そう驚かれることが多いのですが、私が魔法を使ったわけではありません。変わったのは、クライアントさん自身の「観測」の力なのです。
自分自身をどう「観る」か
これは体だけの話ではありません。人生そのものにも言えることです。
ジョン・ウィーラーという物理学者は「参加型宇宙」という言葉を提唱しました。宇宙は、観測者である私たちが関わることで初めて「現実」になるのだと。
もしあなたが、自分のことを「私なんてダメだ」「どうせ変われない」というフィルター(観測装置)を通して見ていたら、現実はその通りに確定してしまうでしょう。それは、量子力学的に見れば、無限にある可能性の中からわざわざ「ダメな自分」を選び取って確定させているようなものです。
逆に、「私はもっと元気になれる」「私の体は本来素晴らしい」という慈悲深いまなざし、つまり「観音」の視点で自分自身を見つめたらどうなるか。
その瞬間から、あなたの細胞は「輝く現実」に向かって収縮を始めます。
私がHearts227で提供したいのは、単なる筋トレや整体の技術ではありません。この「自分を信じるまなざし」を取り戻す場所でありたい。
「観る」ことは、愛を注ぐこと。
それが、観音様が教えてくれる、最強のボディメイク術であり、人生を好転させる秘訣なのだと、私は確信しています。
「縁起」と「量子もつれ」。私たちは見えない糸でつながっている
次に、「つながり」についてお話ししましょう。
量子力学には「量子もつれ(エンタングルメント)」という、常識では考えられない現象があります。一度ペアになった素粒子同士は、たとえ何億光年離れていても、片方の状態が決まれば、もう片方の状態も瞬時に決まるというものです。
アインシュタインはこれを「不気味な遠隔作用」と呼んで嫌ったそうですが、私はむしろ「なんてロマンチックで、温かいんだろう」と感じるんです。
「空(くう)」と「コンテクスト」
仏教には「縁起(えんぎ)」という教えがあります。「これがあるとき彼があり、これが生ずるとき彼が生ず」。すべての存在は、単独でポツンとあるのではなく、他との関係性(縁)の中で初めて成り立つという考え方です。
これを物理学的に裏付けるのが、「コッヘン・スペッカーの定理」という難しい理論です。簡単に言うと、「物質の性質は、あらかじめ決まっているのではなく、どう測定されるか(コンテクスト)によって決まる」というもの。
つまり、「私」という存在の性質さえも、私ひとりの中に固定されているわけではなく、あなたとの関係、環境との関係の中で、その都度生まれているということです。
ナーガールジュナ(龍樹)が説いた「空(くう)」の思想そのものですよね。自性(固定された実体)はない。あるのは関係性だけ。
心の距離は、物理的な距離を超える
私はよく、遠隔でのレイキヒーリングやエネルギー調整を行っています。
「本当に離れていて効果があるの?」と聞かれることがありますが、この「量子もつれ」の原理を思えば、少しも不思議なことではありません。
私たちが深いレベルで意識を合わせ、共鳴したとき、そこには物理的な距離を超越した「もつれ」が生じます。私が大阪・中津のスタジオで送った祈りやエネルギーが、遠く離れた場所にいるあなたの心に届き、ふっと温かさを感じる。
これは科学で完全に証明されたわけではないかもしれません。でも、世界最先端の物理学者が「情報は空間を超越して相関する」と言っているのですから、私たちの「想い」が届くのも、あながち非科学的な絵空事ではないはずです。
孤独という幻影
現代社会、特に大阪のような大都市では、たくさんの人に囲まれていても孤独を感じている人がいます。
でも、安心してください。
量子レベルで見れば、私たちは誰一人として孤立していません。宇宙の始まりから、私たちはみんな繋がっています。あなたの体を作っている粒子は、かつて誰かの体の一部だったかもしれないし、星の一部だったかもしれない。
Hearts227というスタジオ(場)も、そんな「ご縁」の交差点でありたいと思っています。
ここで出会う人、ブログを通して出会う人。そのすべての出会いが「量子もつれ」を起こし、お互いの人生に彩りを与え合う。そう考えると、今日あなたがこのブログを読んでくださっていることも、偶然ではなく、必然の「もつれ」なのかもしれませんね。
心のノイズを消す「丹田」という技術。量子誤り訂正としてのマインドフルネス
ここまで、少し壮大な話をしてきましたが、最後はもっと実践的なお話です。
「じゃあ、その無限の可能性をどうやって引き出すの?」という疑問にお答えしましょう。
キーワードは「ノイズ」です。
量子コンピュータの最大の敵は、熱や電磁波などの「ノイズ」だそうです。量子ビットの重ね合わせ状態は非常に繊細で、外界からのノイズが入るとすぐに壊れてしまい、ただの「0」か「1」に戻ってしまいます。
これを防ぐために研究されているのが、「量子誤り訂正」という技術。
エラーが発生しても、量子状態そのものを壊さないように、周囲との関係性を監視しながら、絶妙なバランスで修正をかけ続ける。藤井先生の研究の核心部分でもあります。
これ、読んでいてハッとしました。
「これって、私たちがスタジオでやってる丹田呼吸やマインドフルネス、そして波動整体そのものじゃないか!」と。
脳内のノイズキャンセル機能
私たちの日常も、ノイズだらけです。
梅田の雑踏、スマホの通知、仕事のプレッシャー、人間関係の悩み…。
頭の中は常にざわざわとしていて、本来持っている「無量」の可能性(純粋な意識の状態)が、ノイズによってかき消されています。
心が乱れ、イライラしたり、落ち込んだりするのは、量子状態でいうところの「デコヒーレンス(干渉による崩壊)」が起きている状態と言えるでしょう。
そこで「丹田(たんでん)」の出番です。
おへその下、三寸(約9cm)の奥にあるといわれるエネルギーの中心点。
嫌なことがあったり、心がざわついたりしたとき。私たちはふっと息を吐いて、意識をこの「丹田」に落とします。
スタジオの照明を少し落として、静かに呼吸をする。中津の静かな空気の中で、吸う息と共に清らかな気が満ち、吐く息と共に体の中の澱んだノイズが出ていく。
この作業は、まさに自分の心を「誤り訂正」している瞬間です。
批判的な判断を加えず、ただ「今、ここ」にある体の感覚、呼吸の感覚に気づき続ける。仏教でいう「正念(サティ)」、現代でいうマインドフルネスです。
「箱庭」としての自分を整える
藤井先生は、量子コンピュータを「宇宙の箱庭」と表現されました。
だとしたら、私たちの体もまた、宇宙の縮図である「箱庭」です。
この箱庭を、ノイズだらけの荒れ放題にしておくのか、それとも手入れの行き届いた美しい庭にするのか。それは「呼吸」と「整える習慣」にかかっています。
難しい修行はいりません。
ただ、背筋を伸ばし、深く息を吐き、下腹部に意識を置く。それだけで、脳内のノイズがスッと静まり、本来のクリアな意識が戻ってきます。
そのクリアな状態で世界を見たとき、今まで「問題」だと思っていたことが、実はたいしたことではないと思えたり、新しいアイデアがふと降りてきたりする。
それが「丹田」の力であり、私たちが本来持っている「量子的な修復力」なのです。
結論:2025年、新しい「教養」を身につけよう
長々とお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。
量子力学と東洋思想、そしてHearts227の加圧・丹田・波動整体。一見バラバラに見えるこれらが、実は一本の線でつながっていることを感じていただけたなら嬉しいです。
体は「無量」の可能性を秘めた、ゆらぐエネルギーの宇宙であること。
自分の体や人生をどう「観測(観る)」かで、現実は確定していくこと。
私たちは孤独な点ではなく、「縁」というネットワークで世界とつながっていること。
呼吸と「丹田」への意識が、心のノイズを取り除く最強のツールであること。
これらは、2025年という新しい時代を生きる私たちにとって、なくてはならない「新しい教養(リベラルアーツ)」になるはずです。
「白か黒か」「勝ちか負けか」といった二元論で世界を切り取るのではなく、「どっちの可能性もあるよね」「矛盾していてもいいよね」という、柔らかく、しなやかな「量子的思考」。
これを持てれば、他者に対してももっと寛容になれるし、自分自身をもっと許せるようになる気がします。
「科学なき宗教は盲目であり、宗教なき科学は不具である」
かつてアインシュタインはそう言いましたが、今まさに、最先端の科学と最古の知恵が手を取り合い、私たちに「より良く生きるためのヒント」を提示してくれています。
なんだか、これからの未来がワクワクしてきませんか?
AIが進化し、世界がどれだけ変わっても、最後に残るのはこの「体」と「心」、そして「人と人との温かいつながり」です。
あなたの体の中に眠る無限の可能性。
もし、その蓋を開けてみたいと思ったら、ぜひ大阪・中津のHearts227へ遊びに来てください。
加圧トレーニングで細胞を目覚めさせ、波動整体でエネルギーを整え、丹田ワークで心を静める。
科学と精神性が融合したその場所で、あなたという「小宇宙」にお会いできるのを、心から楽しみにしています。
【まずは「深呼吸」から始めてみませんか?】
「記事を読んで、なんだか不思議とやる気が出てきた」
「自分の可能性を試してみたい」
もしそう感じていただけたなら、今すぐできることがあります。
スマホを置いて、一度大きく深呼吸をしてみてください。そして、おへその下あたりにそっと手を当ててみましょう。
そこに、温かいエネルギーを感じますか?
それが、あなたの「無量」の入り口です。
もっと深く知りたい、体感してみたいという方は、ぜひHearts227の体験レッスンにいらしてください。
中津駅からも近く、梅田からも徒歩圏内です。
一緒に、見えない力を味方につける旅を始めましょう!
ご連絡、お待ちしています!
加圧トレーニング&丹田、波動整体スタジオ Hearts227
代表 戸村 能久
