こんにちは。大阪のパーソナル加圧トレーニング&丹田スタジオ「Hearts227」トレーナーの戸村能久です。
今日、スタジオの窓から大阪の街を眺めていたんです。夕暮れのオレンジ色の光が、ビルの隙間から差し込んでいて、なんだかすごく温かい気持ちになりました。
今回は少し真面目なお話を。難しい講義をするつもりはありません。皆さんの体の中に眠っている「すごい力」について、

最近、テレビやネットを見ていると「これを食べれば免疫力アップ!」とか「奇跡の健康法」なんて言葉、よく目にしませんか? 正直、情報が多すぎて何が本当なのか分からなくなりますよね。
僕たちHearts227が大切にしているのは、外から何かを足すことではなく、あなたが本来持っている力を呼び覚ますことです。
今日は、医学的な難しい話をできるだけ噛み砕いて、私なりの視点でお伝えします。これを読めば、明日からの健康への向き合い方が、ガラリと変わるかもしれません。
そもそも「自然治癒力」って、魔法じゃなくてシステムなんです
私たちの体には、自分で自分を治す力が備わっています。
怪我をしても病気になっても、元の状態に戻ろうとする力、それが自然治癒力です。これは決してスピリチュアルな魔法ではなく、あなたの体の中で24時間休まず働いている、超高性能なシステムのことなんですよ。
例えば、指を紙で切ってしまった時のことを想像してみてください。
絆創膏を貼っておけば、数日で傷が塞がっていますよね。これ、誰が治したんでしょう。絆創膏? お医者さん? 違いますよね。あなた自身の細胞たちが、必死に工事をして治したんです。
血を止めるために血小板が集まり、バイキンと戦うために白血球が駆けつけ、新しい皮膚を作るために細胞が増殖する。この一連の流れが、誰に命令されるわけでもなく、自動的に行われている。
これって、ものすごく感動的なことだと思いませんか?
僕がスタジオで加圧トレーニングを指導している時も、この力を肌で感じます。加圧をして血流を制限し、その後に除圧すると、ダムが決壊したように血が全身を巡ります。すると、毛細血管の隅々まで酸素や栄養が届き、眠っていた細胞が「やばい!働かなきゃ!」と目覚める感覚があるんです。
結局のところ、最高の医者は、あなた自身の体の中にいるんですよね。
私たちがやるべきことは、その「内なる医者」が働きやすい環境を整えてあげることだけなんです。
「免疫力を上げる」は間違い? バランスこそが命
よく「免疫力を上げよう!」と言われますが、実はこれ、医学的にはちょっと不正確な表現だったりします。
免疫というのは、高ければ高いほど良いという単純なものではありません。大切なのは「強さ」ではなく、**「バランス」と「調整」**なんです。
免疫が暴走してしまうとどうなるか。
花粉症やアレルギー、これらは免疫システムが過剰に反応してしまっている状態です。自分を守るはずの軍隊が、無害な花粉に対してミサイルを撃ちまくっているようなもの。逆に、免疫がサボってしまうと、風邪をひいたり、もっと悪い病気を見逃してしまったりします。
だからこそ、Hearts227では「整える」ことを重視しています。
丹田(たんでん)を意識した呼吸法を取り入れるのは、まさにこのためです。丹田呼吸でお腹の底から深く息を吐くと、自律神経が整います。自律神経と免疫は、切っても切れない関係にあるんです。
笑うと免疫細胞の一種であるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)が活性化する、なんて話を聞いたことがありますよね。
心と体は繋がっています。ストレスでガチガチになっている時、免疫システムもまた、混乱しているのかもしれません。
スタジオで霊氣(レイキ)ヒーリングや波動整体を行うのも、この「見えないバランス」を整えるため。目に見える筋肉だけを鍛えても、それを動かすシステムが乱れていたら意味がないですからね。
「免疫力を上げなきゃ」と必死になるのではなく、「私の体の防衛チーム、今日もありがとう」とリラックスしてバランスを整える。
そんな感覚の方が、結果的に体は強くなる気がします。
溢れる「健康情報」に騙されないために
ここだけの話、世の中には「エセ健康情報」がたくさんあります。
「〇〇さえ飲めば痩せる」「△△でガンが消える」といった甘い言葉。不安な時ほど、こういう言葉にすがりたくなってしまうのが人間の心理ですよね。私も昔は、新しいサプリが出るとつい試したくなったものです。
でも、そろそろ私たちは「情報の洪水」から身を守る術を持たなければなりません。
特定の食品やグッズだけに頼る健康法は、本質的ではないことが多いです。
なぜなら、私たちの体はそんなに単純な作りをしていないから。特定の成分だけで全てが解決するなら、病院もジムもいらないはずですよね。外部からの介入(薬やサプリ)はあくまでサポート。主役はあくまで、あなたの「自己修復能力」です。
本物の健康は、もっと地味で、もっと日常的なことの積み重ねの中にあります。
しっかりと呼吸をする。
適度な負荷(加圧など)をかけて血管を若々しく保つ。
心を穏やかに保ち、自律神経を整える。
これらは派手な宣伝文句にはなりにくいけれど、生物学的に見て一番確実な「正解」だと私は確信しています。
情報に迷ったら、一度立ち止まって自分の体に聞いてみてください。「それは本当に、体が喜ぶことかな?」と。
丹田に手を当てて、深呼吸を一つ。
そうすれば、外野のうるさい声が消えて、自分の内側にある本当の声が聞こえてくるはずです。
結論:あなたの体は、あなたが思っているよりずっと賢い
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
結局何が言いたいかというと、**「もっと自分の体を信じてあげてほしい」**ということです。
あなたの体には、何億年という進化の過程で培われた、完璧に近い生存システムが備わっています。傷を治し、ウイルスと戦い、体のバランスを保とうとする力。それは、どんな高価な薬よりも優秀な、あなただけの守り神です。
Hearts227が提供している加圧トレーニングも、丹田呼吸も、霊氣も、すべてはそのシステムを「ON」にするためのスイッチに過ぎません。
主役はいつだって、あなた自身です。
もし、今の健康法に迷いがあったり、なんとなく不調が続いているなら、一度原点に戻ってみませんか?
外部の何かに依存するのではなく、自分の内側にある力を呼び覚ます。そんな体験を、ぜひ一緒に共有できれば嬉しいです。
大阪のスタジオで、あなたの「内なる医者」が目覚める瞬間を、楽しみに待っています。
